台風19号により、お亡くなりになられた方々のご冥福をお祈りするとともに、被災されたすべての皆様にお見舞いを申し上げます。

HMP-0002 真空チャンバー(真空班、系統保護班 用)

実験室

【HMP-0002 真空チャンバー(真空班、系統保護班 用)】

奥行きの長い真空チャンバー(写真ではわかりにくいのですが、銀色のものです。)で、真空アーク陰極点による表面処理や、雰囲気ガスや圧力を変えた時のレールガンの実験を行うことができます。

真空アーク陰極点による表面処理は、金属表面に生じる酸化膜(いわゆるサビです。)を、陰極点により蒸発除去させ、表面をクリーニングする技術です。循環型社会形成に向けた3R(リユース、リデュース、リサイクル)技術として期待されています。更に、低レベル放射性廃棄物の表面除染や、材料表面をコーティング(プラズマ溶射で行います。)する際に表面に凹凸をつける、といった応用展開も期待されています。

その他、奥行きを活かして、電磁力が及ぼすアークの移動に関する実験も行うことができます。電磁力を用いてアークを平行電極間に走行させることができます。雰囲気のガスを、アルゴン、窒素、ヘリウムなどにすることもできますし、圧力を真空から高気圧まで可変し、走行姿態、電圧、電流を測定することができます。

走行姿態は、ハイスピードビデオカメラとPIP法を用いて定量化が可能で、電圧や電流との同期さえすることも可能です。PIP法とは、HiCELが開発したプラズマイメージプロセッシング(輝度を持つプラズマの移動に特化した画像処理手法)で、この手法を切り札に、定量的にな計測を行っています。

ちなみに、本チャンバーは、ガリレオΦの一番最後のシーンで、登場しています。

HiCELは、循環型社会形成に向けた3R技術の開発にも力を入れています。

実験室研究紹介
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東京都市大学 理工学部 電気電子通信工学科 大電流エネルギー研究室 HiCEL Blog
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