水冷系統が完成!? 冷却水の循環試験と加圧試験を行いました。
昨年までの水冷系統は、ホースを用いていました。しかし、この場合、0.6 MPa(6気圧)の水を流したり止めたり排水したりすると、ホースがつぶれてしまうことがありました。このことを解決するため、昨年までの水冷系統をすべて廃棄し、塩ビ管を用いた配管工事を続けています。
3か月の試行錯誤、予備試験による水漏れとその修繕を行い、ようやく、本日、水冷系統が完成しました。
そして、今回のプロジェクトの代表である大気圧班の鹿野先輩(M1)が、チラー(水や熱媒体の液温を管理しながら循環させることで、機器の温度を一定に保つための装置)のボタンを押し、水の循環をスタート!
しかし、水漏れ2か所発見。両方とも、フィルターホルダーからの水漏れでした。Oリングの劣化が原因のようです。至急、代替品を発注しました。
そして、水漏れ個所に水が流れないようにし、流量を大きくするためのポンプのスイッチをON。しかし、ポンプから水漏れが発生し、緊急停止。
原因を解明し、至急、対策を立てることになりました。
写真は、水漏れ対応中の鹿野先輩と清水君(B4)です。
HiCELのメンバーは、不具合が起きても最後まであきらめず、1つ1つを解決していき、前進します。